令和2年度
医療機器開発イノベーション人材育成プログラム
令和2年度
医療機器開発イノベーション人材育成プログラム
■受付期間■2020年7月6日(月)~9月25日(金)17時まで
■応募方法■ページ下、CONTACTにてご連絡ください。応募方法をご連絡いたします。
■対 象■医療機器産業に既に参入している、若しくは将来的な参入を検討している都内中小企業で、
製品企画や研究開発、新規事業創出等を担当する方
■参加条件■経営者層が最終発表会に参加できること/プログラムに継続的に参加できること
(原則として上司の推薦状をご提出頂きます)
■定 員■ 10名( 原則1社あたり1名)
新型コロナ(COVID19)感染予防対策のため、報告会開催に代わり、MID3受講者によるチーム報告書を掲載致しました。
2020年3月4日(水)13:30~17:00(13:15受付開始)於:日本橋ライフサイエンスハブ 8階A会議室 ※新型コロナ(COVID19)感染予防対策のため、報告会開催に代わりHP上での資料公開に変更となりました
東京都は、成長著しい医療機器産業において、優れた技術や創造力を有する中小企業の活躍の
場を広げるために医工連携による医療機器開発を支援する事業を行っています。
その中で医療機器開発イノベーション人材育成プログラム
(Medical Innovators Development Program,通称MID)は、イノベーティブな医療機器開発を行う人材を
育成するためのプログラムとして位置づけられています。
本事業を通じて、医療機器業界における次世代イノベーターの育成と
そのネットワークの醸成を目的としています。
2001年にスタンフォード大学でスタートした医療機器イノベーションのリーダー人材育成プログラムである「バイオデザイン・プログラム」は、2015年より「ジャパンバイオデザイン」として日本でも導入、運営されています。そのプログラムコンテンツをベースとし、ジャパンバイオデザインの専門講師陣による実践的、体験的なプログラムを提供します。
プログラムには東北大学附属病院での医療現場観察実習を含み、現場観察実習から得られた医療現場ニーズを素材として、実践的に学べるプログラム構成となっています。
全14回 | 開催日 | 時間 | プログラムテーマ |
---|---|---|---|
第1回 | 1日目 [10月20日(火)] |
09:00~12:00 | 【開講にあたっての動機付け】:講義(中尾 浩治氏、池野 文昭氏) ・医療機器開発とイノベーション ・バイオデザイン概論 |
第2回 | 13:00~18:00 | 【バイオデザイン手法の全体像を知る・ミニブートキャンプ】:ワークショップ | |
第3回 | 2日目 [10月26日(月)] |
09:00~12:00 | 【ニーズフェーズ研修(1)ニーズステートメントの作成方法を学ぶ】:講義とワーク ・ニーズステートメントの構成要素を知る ・ニーズステートメントの書き方を知る |
第4回 | 13:00~16:00 | 【ニーズフェーズ研修(2)ニーズステートメントのScope-up、Downの手法を学ぶ】:講義とワーク ・ニーズステートメント作成に必要な知識とその取得方法を知る ・ニーズの深堀の手法を知る |
|
第5回 | 16:00~18:00 | 【医療現場観察に向けた事前学習】:講義 ・医療現場観察に入るための注意点(個人情報・医療安全・感染対策) ・ニーズの探し方、観察記録の方法 ・リハビリテーション医学 |
|
第6回 | 3日目 [11月6日(金)] |
09:00~17:00 | 【医療現場観察研修(1)】:実習 ・医療現場に慣れる、医療現場での観察に慣れる ・実際の医療現場観察に基づくニーズ抽出を体験する |
第7回 | 4日目 [11月13日(金)] |
09:00~12:00 | 【ニーズフェーズ研修(3)医療現場観察研修(1)のレビュー】:グループ発表 ・ニーズステートメント発表とレビュー |
第8回 | 13:00~17:00 | 【ニーズフェーズ研修(4)ニーズの仕様書の作成について学ぶ】:講義とワーク ・ニーズステートメントの改良と選択 ・ニーズの仕様書の作成 |
|
第9回 | 5日目 [11月19日(木)] |
09:00~17:00 | 【医療現場観察研修(2)】:実習 ・医療現場に慣れる、医療現場での観察に慣れる ・実際の医療現場観察に基づくニーズ抽出を体験する |
第10回 | 6日目 [12月3日(木)] |
09:00~12:00 | 【ニーズフェーズ研修(5)医療現場観察研修(1)(2)を踏まえた発表】:グループ発表 ・ニーズステートメントとニーズの仕様書の発表とレビュー |
第11回 | 13:00~17:00 | 【コンセプトフェーズ研修(1)コンセプト、アイデア出しを学ぶ】:講義とワーク ・Brainstormingのやり方を学ぶ、Brainstormingによりアイデアを出す ・プロタイピングを学ぶ ・ファイナルプレゼンのまとめ方を学ぶ |
|
第12回 | 7日目 [2021年1月15日(金)] |
09:00~12:00 | 【コンセプトフェーズ研修(2)ファイナルプレゼンのドラフト発表】:グループ発表 ・グループ発表とフィードバック |
第13回 | 13:00~17:00 | 【コンセプトフェーズ研修(3)ファイナルプレゼンに向けたグループワーク】:グループワーク | |
第14回 | 8日目 (2~3月中で開催) |
13:00~16:00 | 最終報告会:成果発表 |
中尾 浩治 氏
日本バイオデザイン学会 顧問 (ファウンダー)
日本医療機器産業連合会元会長並びにテルモ株式会社前会長。国内外の医療機器産業に関し深い造詣と知見を持つ。(一社)日本バイオデザイン学会の理事として、日本に於ける医療機器イノベーションの創出を目指し、日本版バイオデザイン・プログラムの立ち上げに深く関わる。
池野 文昭 氏
スタンフォード大学、医師
日本バイオデザイン学会 理事
1992年自治医科大学卒業。2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、以後、国内外で多くの医療機器ベンチャー及び大手医療機器メーカーの開発に関与。2014年から、スタンフォード大学にてバイオデザイン指導者として教鞭をとる傍ら、中尾氏と共に日本版バイオデザインの立ち上げに深く関与してきた。
桝田 浩禎 氏
大阪大学国際医工情報センター 特任助教
ジャパンバイオデザイン ファカルティ
香川大学医学部医学科卒業後、大阪大学医学部附属病院等の心臓血管外科にて修練。2016年大阪大学大学院 医学系研究科博士課程入学、その間、ジャパンバイオデザインⅡ期フェローシップ(大阪大学)修了。 2019年米国スタンフォード大学へ留学、その間 スタンフォード大学のバイオデザインGlobal Faculty研修も修了。現在はバイオデザイン学共同研究講座の特任研究員として、バイオデザインの手法を用いた医療機器開発とその手法の啓蒙活動に従事。
八木 雅和 氏
大阪大学大学院医学系研究科 特任准教授
ジャパンバイオデザイン プログラムダイレクター
2003年に東京大学大学院 工学系研究科 電子工学科にて博士課程を修了後、大阪大学大学院歯学研究科助手、歯学部附属病院講師を経て、2008年に臨床医工学融合研究教育センター特任准教授に着任、生体の数理モデリング、および、専門家の知識を実装した意思決定支援システムに関する研究に携わる。 2014年スタンフォード大学のバイオデザインGlobal Faculty研修を修了。2015年ジャパンバイオデザイン・フェローシッププログラムの創始よりプログラムダイレクターとして運営を主導。
西内 大祐 氏
ジャパンバイオデザイン共同ダイレクター
2002年、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学科(修士)卒業後、テルモ株式会社に入社。2016年、スタンフォード大学バイオデザインGlobal Faculty研修を修了。同社にて研究開発企画業務に携わると同時に、ジャパンバイオデザイン共同ダイレクターとして、フェローシップに於ける指導に加え、社内外の様々なバイオデザインセミナー、講演会、ワークショップ等で指導を行っている。
中川 敦寛 氏
東北大学病院 特任教授、医師
ジャパンバイオデザイン共同ダイレクター(東北大学)
1998年東北大学医学部卒業、東北大学脳神経外科入局、2004年医学博士取得。2008年~2010年カリフォルニア大学サンフランシスコ校脳脊髄外傷センター/サンフランシスコ総合病院で神経外傷臨床フェローシップ、2015年スタンフォード大学のバイオデザインGlobal Faculty研修を修了。ジャパンバイオデザイン共同ダイレクター、企業アドバイザーとして日本発イノベーションにプロセスデザインの観点から、精力的に活動。また、タイ、ベトナム、カンボジア等、新興国医療現場に関する豊富な視察経験を持つ。
原 陽介 氏
東北大学病院 医師
ジャパンバイオデザイン・アシスタントファカルティ
2009年東北大学医学部医学科卒業、耳鼻咽喉科専門医を取得し東北大学病院、国立病院機構仙台国際センター、その他宮城県内外の病院での臨床業務に従事。2017年ジャパンバイオデザイン第Ⅱ期フェローシップ(東北大学)修了。現在はジャパンバイオデザイン・アシスタントファカルティとして東北大学を中心にフェローやセミナー受講生の指導にあたる。
前田 祐二郎 氏
東京大学 特任助教、歯科医
ジャパンバイオデザイン共同ダイレクター(東京大学)
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士)。九州大学歯学部卒業後、歯科医師免許取得。東京大学医学部附属病院・顎口腔外科および救急部にて臨床診療に従事。2013年には大塚製薬株式会社医薬品事業企画部で海外事業に従事。2014年スタンフォード大学バイオデザインGlobal Faculty研修を修了。2014年7月より、東京大学医療イノベーションイニシアティブ特任助教として、バイオデザインの導入推進に携わる。
梶山 愛 氏
ジャパンバイオデザイン第Ⅳ期フェローシップ
2018年東北大学大学院工学研究科修了(工学修士)、同年度ジャパンバイオデザイン第Ⅳ期フェローシップ(東北大学)修了。2020年東北大学発ベンチャーを設立し、透析患者用新医療機器の研究開発を行う。また、東北大学医工学研究科においてジャパンバイオデザイン東北大フェローや大学院生の教育に携わる。
柿花 隆昭 氏
ジャパンバイオデザイン第Ⅴ期フェローシップ
2017年、東北大学大学院医学系研究科博士課程修了(障害科学博士)。2009年より東北大学病院にて理学療法士として、心臓リハビリテーションの臨床診療に従事。2019年ジャパンバイオデザインⅤ期フェロー(東北大学)
現在準備中です
MIDプログラムに関するご質問等はこちらよりお問い合わせください。
折り返しご連絡致します。
【MAIL】secretariat@jamti.or.jp
アットマーク(@)を半角に変更してください。